「できしな」に学ぶ!女性が女性に恋愛相談をしてはいけない理由
超危険!?女友達への恋愛相談
恋愛で悩みがあるとき、私はいつもとりあえず仲の良い女友達に相談します。
話すだけですっきりすることもあるし、いつも長電話で話を聞いてくれる友達には、本当に感謝しかない。
愚痴を聞いてもらうだけなら、仲の良い女友達に聞いてもらうだけでも全く問題ありません。
私もそうなんですが、女性の「相談」ってそこまで「解決を求めてない」ことが多いんですよね。
なんとなく誰かに聞いてほしかったり、「相談」とは言ってみるものの自分の中ではすでに答えが決まっていて、それを誰かに後押ししてほしいだけだったり。
しかし!
根本的な解決を望む相談の場合、相談相手はよ~~~~く考えて選ぶべきです。
そして正解なのは、「恋愛相談は異性にする」こと!
私もこれに気づいてから、本当に根本的に解決したい問題は男性に相談するようにしています。
男心は男が一番良くわかるんだぜ
ここ数年のうちに読んだ本の中でかなりグサっときたのが、この『察しない男、説明しない女』。
ぶっちゃけ私、すっごい「察してちゃん」なんですよね。
自分でもウザいことこの上ないと思ってるので治そうと努力しているんですが、
「やりたいこと、してほしいことを言わないくせに、相手に察してもらおうとする」
極端に言うなら、
彼氏「ご飯、何食べたい?」
彼女(ハンバーグ食べたいけど、どうしようかな~)「なんでもいいよ!」
彼氏「じゃあ、イタリアンにしよう!」
彼女(ハンバーグ食いたいんだよ察しろクズ)
みたいな感じ。
もう意味分かんないですよね。
ハンバーグ食べたいって言えよ!みたいな。
でも当時の私は、
嫌われたくないあまり自分の言いたいことが言えない
↓
言いたいこと、やりたいことが叶わないのでイライラする
↓
彼氏が何も察してくれないから自分がとても不機嫌になる
↓
何も知らない彼氏がオドオドし出す
なんだこの負のスパイラル!
そしてこの本、察しない女が男にとっていかに意味不明かということに加え、世の全女性が悩む『男ってどうしてこうなの!?』に明確な答えを出してくれています。
男と女は、違う星の生き物である
著者の五百田達成先生がおっしゃるに、
「男と女は、異星人だ」
つまり、言語の異なった種族であり、男女間のコミュニケーションは非常に難しいのだ、ということ。
異星人である男性の気持ちを女性が理解することなんて、到底不可能なんだ、と、私は気づいてしまったのです。
それなら、異星人の気持ちは異星人に聞けばいいんじゃないか?
「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」に学ぶ、恋愛相談術
昨日6月17日で最終話を迎えた、中谷美紀さん主演のドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」。
中谷さん演じる美人独身アラフォー開業医・橘みやびが、藤木直人さん演じる毒舌恋愛スペシャリスト・十倉誠司から恋愛術を学んでいくストーリー。
Twitterでも何かと話題になっていて、連続ドラマとか普段は全く見ない私も、気になって毎週見ていたほど面白いドラマでした。
さて、この「できしな」。
主人公・みやびには、月1で「独身グルメ女子会」を開く2人の女友達がいます。
マルシアさん演じる高津佳子と、蘭寿とむさん演じる山本望海。
2人とも彼氏はいるものの、彼氏が妻子持ちだったり、年下のヒモ男だったりと、割と残念な感じ。
そしてこの3人、女子会ではたびたび自分たちの彼氏の話題になり、3人ともそれぞれ悩みを抱えてはいるものの、
この女子会において、彼女たちの悩みは一切解決していない
のです。
とりあえず女友達に愚痴を聞いてもらうだけ。
根本的な解決は二の次で、話して共感をもらいたい。
一方で、男性である十倉はみやびの悩みに対して、様々な独自の理論を提唱することで具体的な解決策、行動を示してくれています。
それが男性目線、つまり異星人目線によるものなので、信憑性が高い。
番組公式サイト内のインタビューでも、桜井役の徳井さんが
僕は常々、女性の恋愛相談は女性にするんじゃなくて男性にせなあかんと思ってるんですよ。
女の人が恋に悩んで、女の人に相談するからおかしなアドバイスになって、あさっての方向にいっちゃうんですよ。
男に相談しないといけないんで、このドラマは男性である水野(敬也)さんのアドバイスになっているから、すごく効果があると思いますよ。
僕も多少女性に恋愛相談されることがありますけど、「え?男ってそうだったの?」って言われますね。結構、男に対する誤解が多いんです。
引用:http://www.tbs.co.jp/watashi_kekkon/interview/i5.html
と話しています。
異星人のことは異星人に聞こう
この「できしな」の原作となったのが、水野敬也さんの『スパルタ婚活塾』。
私も読んでみましたが、目からうろこの恋愛理論ばかり。
読んでいるだけでも楽しく、バッサリ斬られるような語り口が爽快の一冊です。
巷では、さまざまな恋愛理論がまかり通っています。
「できしな」において十倉が「終わったな」と言っていたみやびの行為、
「サラダを取り分ける」
「聞き上手な女を演じる」
など。
女性から見たら一見完璧そうに見えますが、男性はこれを「必死過ぎてキモい」と感じるらしい。
こういう意見って、やっぱり異星人から聞くのがいちばん手っ取り早いんですよね。
そう思い立ってから、私は女性が書いている恋愛コラムを読むことを一切やめました。
ネットの恋愛コラムを鵜呑みにしすぎるのも、自分ががんじがらめになるような気がしていたので控えようと思っているのですが、
「どうしてもアドバイスが欲しい!」
と思った時には、必ず異星人が書いた恋愛コラムやサイトを読むようにしています。
そして、記事内でも紹介したこの2冊、読み物としても面白く、とても読みやすいので超オススメ!
恋愛弱者の私は、これを読んで真の恋愛強者になれるようイチから努力したいと思います。