CLOG

CLOG

C子のBLOG、略してCLOG!٩꒰⍢ ꒱۶⁼³₌₃٩꒰⍢ ꒱۶⁼³₌₃٩꒰⍢ ꒱۶⁼³₌₃

「腐女子がBLにハマる○つの理由」系記事がことごとく的はずれ過ぎて笑える件

スポンサーリンク

おすすめ記事

社会科教員免許を持っている私が、今の北朝鮮問題についてわかりやすく解説してみた

買わなかったら絶対に後悔していた【Amazon商品】8選

歴史嫌いの人でも「歴史って面白い!」と思える魔法のような本7選

f:id:HkHkHk910:20160528190805p:plain

こんばんは、腐女子ブロガーC子です。ホモ大好き!!
最近腐女子の友人とばかり遊んでいるC子ですが、もっぱら自ジャンルの布教(自分の好きな作品の良さを語ること)や共通ジャンルの萌え語り(自分たちが好きな作品についてあーでもないこーでもないと議論を交わすこと)に毎回5~6時間を費やしています。


そこでつい1週間ほど前に話題になったのがこちら。


C子:「腐女子が書いてるのかエセ腐女子が書いてるのか知らねーけど、『腐女子がBLにハマる理由』系の記事って、なんか違くね?」

友人:「それな」


ネットでよく言われている「腐女子がBLにハマる理由」についてあまりにもピンと来なさすぎるので、腐女子歴十数年の現役腐女子C子が、『腐女子がBLにハマる本当の理由』について考察していきたいと思います。(※個人差がありますのでご注意ください)

※個人差って書けばなんでも許されると思ってる

BL(ボーイズラブ)と腐女子(ふじょし)

ボーイズラブ(和製英語)とは、日本における男性(少年)同士の同性愛を題材とした小説や漫画などのジャンルのこと。書き手も読み手も主として女性によって担われている。

引用:ボーイズラブ - Wikipedia

簡単に言ってしまえば「男同士の恋愛」です。

腐女子(ふじょし)とは男性同士の恋愛を扱った小説や漫画などを好む女性のこと。「婦女子」(ふじょし)をもじった呼称である。
(中略)
腐女子という言葉は、やおい・ボーイズラブ(BL)物を好む女性に限らず、おたく趣味を持つ女性全般を指す言葉として用いられたり、女性のおたく趣味への罵倒語(蔑称)として使用されることもある。
ただし、女性おたくで軽々しく腐女子と呼ばれたり、一緒くたにされることを忌み嫌う場合も多々あるので、細心の注意が必要である。

引用:腐女子 - Wikipedia

その「男同士の恋愛」が好きな人のことを「腐女子」と呼びます。

しかし「おたく趣味を持つ女性全般」が「腐女子」であるというのは、世界を揺るがすほどの大きな間違いです。
ヘタすると第三次世界大戦に繋がりかねませんので厳重注意。
話すと長くなるのでここでは割愛します。

全く読む必要はない「腐女子」C子の紹介

簡単にですが、C子の経歴を腐女子的な視点から紹介したいと思います。

最初にハマったのは某ジャンプ系バトル漫画のBL。
「漫画を買おうと思ったら間違ってBLアンソロを買ってしまった」ところから腐女子の道に堕ちていった、というお決まりの王道パターン。

そこから、ハマったゲーム、ハマった漫画、二次元を飛び出し禁断の三次元BLにまで手を出し、現在のホームジャンルは某BLゲームブランド作品。
ホームジャンルのお友達とキャッキャウフフしつつ、新作が発表されるまではサブジャンルに手を出したり、新ジャンルを開拓したりしています。
キャラ・世界観考察が大好きな考察厨。
キャラ同士の関係性に萌えることが多い。
昔は絵も書いてましたが最近はサボってます。


ちなみに腐女子ですが、ノーマルカップリング(男女の恋愛)や百合(女性同士の恋愛)もイケます。もう自分が萌えられればなんでもええんやで!

ピンと来ない「腐女子がBLにハマる理由」

それでは本題。
ネット上で見かけた「腐女子がBLにハマる理由」のなかで、ピンと来なかったものについて、ひとつずつ考察していきます。

1.大好きな○○たんが他の女キャラに取られるぐらいなら男とくっついた方がマシよ!系

好きな男性キャラに対して独占欲があり、登場する女性キャラに嫉妬心を抱いているため、女性キャラではなく男性キャラとカップルになってくれれば嫉妬しなくて済む。
ゆえにボーイズラブを好んでいるタイプ。


ん~~~~~~言ってることはわからないでもないけどなんか違う!
そもそも、「好きなキャラクターを自分以外の女に取られたくない!」って、腐女子じゃなくて夢女子(「男性キャラと自分」の恋愛を夢見る女子)の思考なんですよね。

自分は、好きな男性キャラを女性キャラに取られたくないとかいう以前に、好きなカップリング(以下CP)を考えるにおいて女性キャラの存在ははなから頭にありません。
別に女性キャラが嫌いだから脳内から排除しているというわけではなく、脳内がCPでいっぱいなので、女性キャラのことを考えている暇などない。

カレー作る時に、「材料にホチキスの芯入れよう!」とか思わないじゃないですか。
カレー作る時にホチキスの芯のこと考える人なんていないと思うんですよ。
それと同じです。

自分を男性キャラに投影し、「擬似攻め」を味わっている系

性別上どうしても女性が男性を攻める、上になる(色々な意味で)ことは難しい、でもBLの攻めに自分を投影すれば、女でありながら男を屈服させることができる!
だからボーイズラブが好きです。


男性×男性に女性が自己投影したら女性×男性になっちゃうじゃないですか精神的に。
そしたらそれはもうボーイズラブではないと思うんですよね。


好きなCPに自分を重ね合わせるとか、私にはおこがましすぎてできません。
好きなCPの恋愛事情を物陰からこっそり覗いている、というのが腐女子であると思っています。

「▲▲(攻めキャラ)に攻められてる○○(受けキャラ)かわいいなぁ~~」ぐらいは思うけど、あくまでかわいいのは「▲▲に攻められている○○」なのであって、「私という意識を自己投影した▲▲に攻められている○○」ではないのです。


かといって、「腐女子は受けキャラに自己投影している」というのもどこか違うんです。
やっぱり物陰、部屋の隅っこ、好きCPの恋愛の邪魔にならない場所、が腐女子のベストポジションなんじゃないでしょうか。

男同士という禁断の恋!障害があるほど萌えます!系

これはぶっちゃけ、間違っていない、むしろ正解だと思います。
男同士というマイノリティ、その障害を乗り越えて結ばれる愛。

「周りがなんと言おうと俺はお前が好きだ!」
「男とか女とか関係ない、お前だから好きなんだ!」

美しいですね。やっぱりホモは最高だぜ!


しかし、二次創作BLはこの限りではない、と私は思います。

二次創作物(にじそうさくぶつ)とは、原典となる創作物(以下、「原作」という)に登場するキャラクターを利用して、二次的に創作された、独自のストーリーの漫画、小説、フィギュアやポスター、カードなどの派生作品を指す(そのため、一次作品のメディアミックスは含まれない)。
主として同人誌の分野において使用されている用語であり、著作権法上の用語である二次的著作物とは異なる。

引用:二次創作物 - Wikipedia

C子を腐女子の世界へ陥れた某ジャンプ系漫画のアンソロジーも、二次創作の一種です。


私は主に二次創作が好きで、PixivやTwitter上に投稿される二次創作BLのマンガやイラスト、小説をよく見たり読んだりしています。
そういったBL作品が「障害のある恋愛だから好き」なのかと言われると、これまたピンと来ない。


なぜなら、「(二次創作)BLはファンタジーだから」なのではないかと思います。
(二次創作)BLにおいて同性愛は当然のごとく受け入れられていて、なんなら男でも妊娠するし、子ども産むし、当たり前のように祝福されるし、そこに障害なんて存在しないんです。

例えるなら、「ONE PIECE」のゾロとサンジが恋人同士でも、麦わらの一味はそれを何でもないことのように受け入れている。

「ゾロとサンジ?あぁ、あいつら付き合ってるけどそれがどうかした?」


そこに、男同士の葛藤とか障害とかって、あんまり存在しないんですよね。
もちろん、「障害があるから萌える」とか、そういった葛藤を描いた二次創作作品もたくさんあります。
なので、これはC子の個人的な意見というか、完全に主観、好みの問題なのかもしれません。

じゃあなんで腐女子はBLが好きなのか?

この見出し書いてておかしいなって思ったんですけど、「腐女子はBLが好き」なんじゃなくて、「BLが好きだから腐女子」なんですよね。



腐女子である自分がなぜBLを好きなのか。
なぜBLに萌えるのか。














そこに
理由など
ない




いやほんと、ふざけてるとかじゃなくて、わかんない。全くわかんない。
自分がどうしてBLが好きなのかがわからない。
自分がBLのどこを好きなのかがわからない。
しいて言うなら、好きなキャラ同士がじゃれあってたらかわいい。萌える。
そんなレベル。


「あのキャラとこのキャラをカップリングにしよう」
「あのキャラは受け、あのキャラは攻め」

とか決めるのも完全に自分の中のフィーリングです。
それに名前などない。理由などない。
「なんとなくそれが萌えるから」である。


togetter.com


それな。


もちろん、確固たる理由があってBLが好きな人もいるでしょうし、それは素晴らしいことだと思います。
しかし、私のように理由がない腐女子の皆さんもいらっしゃる。



ジェンダーが、世界が、欲望が、性別が、文化が、社会が、客観性が、と、色々難しい言葉で議論をされているのを見かけたりもしますが、私の中で「ボーイズラブに萌える」というのは、"なんかキュンとするから"っていうただそれだけのことであって、そこに無理やり理由をくっつけなくてもいいんじゃないでしょうか、というお話でした。

最近のおすすめBLアイテム

各界の令息が通う男子校・私立シリカゲル学園。
そんな並み居る御曹司たちの憧れの的である眉目秀麗な生徒会長・大和御門は、たまたま入学式で根暗な新入生・根崎春の笑顔を見て以来、無口で物静かな彼のことが気になって仕方がない。
これはもしや……!?

我が道をゆく猛烈なギャグセンスでジャンルレスに突っ走る鬼才・毛魂一直線、
初のBLコミックス!

引用:Amazon CAPTCHA

幼なじみのタケと“物"でも“人間"でも“好きなモノ"は何でも共有してきた拾(ひろい)。
その拾の好意にずっと応えてきたタケ。
拾に恋焦がれるあまりに、そんな二人を受け入れたミネ。
絶妙なバランスで成り立っていた同級生三人の関係が、それぞれの想いの微妙な変化により、少しずつ崩れ始めていく――!?
麗人誌上で大好評を博した甘美なトライアングルラブシリーズ6話+描き下ろし番外編を完全収録した著者初の麗人コミックス!!
【収録作品】 チョコストロベリーバニラ/ストロベリーの憂鬱/ビター&スウィート/ バニラセックス 前後編/Melt/あまい、あまくない?(描き下ろし)

引用:Amazon CAPTCHA

年下フリーターとゲイ小説家のじれったいほど切なく、心が洗われるようなボーイズラブ。

小説家の卵でゲイの橋本駿と、物憂げに過ごす高校生・知花未央。3年前、2人は沖縄の離島の海辺で出会い、日に日に距離を縮めるが、未央が島を離れることに。そして3年後、島に戻ってきた未央は「3年考えた。男でも駿が好き」と迫る。しかし駿はいざ未央と恋人同士に、となると一歩を踏み出せなくて…。
大注目の作家・紀伊カンナ、待望のデビューコミックス!

引用:Amazon CAPTCHA

研究に没頭すると食事すら摂らなくなる、どこか儚げな研究生の理(サトシ)。
同じ研究室に入り浸っている後輩の泉(イズミ)は、自他ともに認める"飼い主"としてそんな理の世話を焼く日々を過ごしていた。
ただ世話を焼いてるだけだったはずが、ある日、理が男に襲われた事実を知り、泉の中で理に対しての気持ちが大きく変化することに―――。
この感情は独占欲、所有欲、それとも…?

ドSを描かせたら絶品☆桜日梯子、待望の初単行本!
擬音たっぷりの大量描き下ろしあり! !

引用:Amazon CAPTCHA

ずっと好きだったんです。
助けてもらったあの日から――。

不良グループの秋山君に恋した雑草系男子・柴。
思いあまって往来で告白すると、そこには秋山の仲間もいて…!
その流れで拉致され、柴も秋山も思いもよらぬスゴイ展開に!?
おふざけで始まったカンケイだけど、次第に互いの心が通じ合い――。

カゲキな描写にドキドキしつつ、人を想う真っ直ぐな気持ちの尊さに胸が煌めく、のばらあいこの秀作。
新規描き下ろし18Pを加えて装い新たに登場!!

引用:Amazon CAPTCHA