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C子のBLOG、略してCLOG!٩꒰⍢ ꒱۶⁼³₌₃٩꒰⍢ ꒱۶⁼³₌₃٩꒰⍢ ꒱۶⁼³₌₃

ベビースイミングってどんな効果があるの?現役コーチが全部教えます!

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生後4ヶ月から出来る習い事。ベビースイミング!

こんにちは!昼はスイミングコーチ、夜はブロガー、C子です。
そろそろ気温も上がってきて、だんだん冷たい水が恋しくなる季節ではないでしょうか。

夏といえば、プール!
C子はもちろん一年中プール漬けですが、なんと産後すぐのママと生後4ヶ月の赤ちゃんの指導も行っているんです。
その名も「ベビースイミングスクール」!


でも、

  • ベビースイミングって赤ちゃんにどんな効果があるの?
  • どういう感じでレッスンしてるの?
  • 初めての習い事だしどうしたらいいかわからない…。

などなど、スクールに初めていらっしゃるママさんたちは、みんな不安げな顔をしています。


そこで今回は、ベビースイミング指導担当歴2年の現役スイミングコーチであるC子が、ベビースイミングの1から10まで、ぜーんぶ紹介・解説しちゃいます!
自社スポーツクラブの営業をしようとかそういう気は全くないので、スポーツクラブのホームページに書いてあるようなセールストーク以外にも、リアルなコーチの目線から、あんなことやこんなこともぶっちゃけていきたいと思います。


※この記事は、C子の働いているスポーツクラブや、C子のレッスン方針に基づいて作成しています。
クラブやコーチによってはやり方・内容が異なる場合がありますので、ご了承ください。

ベビースイミングって何?

ベビースイミングとは、文字通り赤ちゃんとその保護者のためのスイミングスクール。
赤ちゃんと保護者の方が一緒にプールに入ってレッスンを行います。

いつから通えるの?

C子の職場では生後4ヶ月から通っていただけますが、生後6ヶ月からというクラブが多いのではないでしょうか。
年齢の上限はだいたい3歳~4歳くらいまで。
年齢が上限に達すると、ベビースイミングコースを卒業し、その上のキッズコース、ジュニアスイミングコース(こちらは主に子どもたちだけのレッスン)などに案内される場合が多いです。

年齢の下限~上限はクラブによって異なるので、それぞれのクラブのHPなどでチェックしてみてくださいね。

初めてのプール、大泣きしないか心配…。

赤ちゃんは泣くのがお仕事!
むしろ、初めての大きなプールで大泣きしないほうが心配です。

どの赤ちゃんもみんな最初は泣いてしまうもの。
周りの先輩ママさんたちも、「うちの子も最初は泣いてたな~」ぐらいで、大して気にしていません。
だんだん慣れていけば泣かなくなってくるし、どうしても心配ならコーチに相談するのも全然OK!

C子の担当クラスの赤ちゃんたちも最初は毎回大泣きしていますが、ママさんたちにはその度に「最初はみんな泣くので大丈夫ですよ~」と積極的に声を掛けています。
どうしても気になってしまうなら、無理にレッスンに参加しなくてもOK。
抱っこしたままゆっくり歩いたり、ジャグジーで温まってもらったり、おもちゃで遊んでもらったり、慣れるまでは自由に過ごしてもらっています。


…というのがC子のレッスン方針。

最初はプールを見るだけで大泣きしていた赤ちゃんも、回数を重ねればみんなニコニコ笑顔でプールに来てくれるようになってますよ!

レッスンの流れ

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C子はベビースイミング担当の上司から「別に何やってもいいよ」とレッスンを丸投げされているので、割と好き放題やってます。笑
でも他のクラブのHPなんかを見ると、だいたい流れは一緒。

1時間のレッスンで一体何をやっているのか?
どういう目的で行っているのか?

を紹介します。

プール入場、シールぺったん

レッスン開始15分前からプールに入場してもらい、出席カードにシールを貼ります。
出席カードには保護者の方に自由にコメントを書いてもらう欄があるので、コメントがあればお返事を書いて返却してます。

「○○が出来るようになりました!」
「お風呂で泣かなくなりました」

などなど、嬉しいコメントが多くて感激!


レッスン準備が早く終わって時間があるときは、保護者さんやお子さんとなるべく話すようにしています。

体操・マッサージ・シャワー

CDに合わせて、簡単な体操をしたあと、ベビーマッサージを行います。
血流が良くなるようによーくモミモミしたり、手足をたくさん動かします。
終わったらシャワーを浴びてもらって、いざレッスンスタート!

水浴び、水慣れ

保護者さんとお子さんにプールサイドに座ってもらい、軽く水浴び。
終わったら一緒にプールに入って、ジャンプやバタ足を行います。

保護者さんだけでバタ足やジャンプ、簡単なアクアビクスの動きなどをやってもらったりして、産後のママの運動にもなるように心がけています。

水中レッスン

ボールやタイルシールを使った、指先を動かす練習。
手足の刺激は脳の刺激にもなり、手遊びをたくさんすると脳細胞が増えると言われています。

それが終わると、今度は少し本格的なスイミングレッスン。
お顔や耳をお水につけてみたり、口からぶくぶく~っと泡を出したり、潜れる子は潜ったり…いろいろやります。笑

難しい項目は無理せずに、出来ることから始めましょうというのが私のスタンス。
でもなるべく成功体験を積んでほしいので、来ているお子さんたちのだいたいのレベルにあわせて、毎回即席でレッスン内容を変えたりしています。

ベビースイミングの効果は?

多くのお母さんたちが知りたいであろう「ベビースイミングの効果」
続けているとどんなメリットがあるのでしょうか?

ベビースイミングにおいて期待できる効果については、いろいろなスポーツクラブのHPに詳しく載っています。
ここでは、大手スポーツクラブであるKONAMIさんから引用。

機能の発育

水の刺激により発育発達を促すことにより皮膚を鍛え、浮力による平衡感覚を養い、水の中での呼吸調整によって心肺機能の働きを向上させることができます。

本能を生かし水慣れを育む

ベビーは水中で浮く、バランスをとる、手足を動かす、呼吸調整をするなどいくつかの水に対する本能、感覚反応を持っています。
水に対する恐怖心をもたない時期から、繰り返し練習することにより水の性質を知り、正しく理解させることにより水に慣れてきます。

水中での呼吸方法

水中で呼吸調整を身につけ、自らの身を守る危険時の呼吸を確保することができるようになります。

引用:https://www.konami.com/sportsclub/undojuku/baby/swim/


…と、大手スポーツクラブが謳っている宣伝はだいたいこんな感じ。
しかし、これ以上に、ママとってもに嬉しい効果がまだまだたくさんあるんです!
実際にC子が保護者さんから頂いた声も交えて、紹介します。

親子のコミュニケーションがより深まる

ふだんから、ママと赤ちゃんは一日中ずーっと一緒にいると思いますが、ベビースイミングは水着を着ているため肌と肌が直に触れあう回数が多いんです。
1対1での運動なので赤ちゃんに集中できるし、スキンシップを重要視したレッスンを行うので、親子間のコミュニケーションを深めるこれ以上ない機会。
保護者さんの愛情を肌でたくさん感じ取ることができるので、豊かな成長に繋がります。

ぐっすりと寝てくれる

水中って、何もせずいるだけでもけっこう疲れます。それが赤ちゃんならなおさら。
プールに来た日のお昼寝や夜の睡眠は、疲れのせいかぐっすりと眠ってしまうお子さんが多いみたいです。
帰りの車で爆睡…なんて子も!

お風呂で泣かなくなる

お風呂に入れるとき、水が怖い子って、頭からシャワーをかけたりすると泣いちゃうんですよね。
でも、「ベビースイミングを始めてから、お風呂で泣かなくなりました!」っていう声をかなり頂いてます。

本科スクールに上がっても、他の子より上達が早い

ベビースイミングの卒業後は、スイミングスクールの本科レッスンに案内されるクラブが多いです。
本科レッスンでは、今度は保護者さんから離れ、子どもたちだけで練習を行います。

最初はお顔つけや水遊びから始まり、バタ足、クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ…と、段階的に4泳法を習得していくのが本科レッスン。
いろいろなお子さんがいますが、やはりベビースイミングから上がってきた子は、他の子よりも上達が段違いに早い傾向にあると思います。

物心つかない頃から水に触れているせいか、水への恐怖心が全くない上に、身体が覚えているのか、泳法の手足の動きの習得が早い。
簡単に言ってしまうと、「センスが育っている」子が多い印象です。

赤ちゃんだけじゃなく、ママにとってもお得!

赤ちゃんの成長にとってもたくさんの効果があるベビースイミングですが、ママにとってもお得なこと、楽しいことがたくさん!

ママ友ができる

ベビースイミングは赤ちゃんと保護者さんが一緒にレッスンを行うので、当然、保護者さんたちがたくさん来ます。
子ども同士が触れ合うことで、自然とママ同士も喋るようになり、そのまま仲良くなる…っていうパターンが多いみたいです。
同じ習い事をしているという共通点もあり、ママさんたちはけっこうすぐにうちとけて仲良くなっている感じ。

産後のダイエットに最適

水中って、ほんとに知らず知らずのうちに体力使ってるんですよ…。けっこう疲れます。

プールの水温ってだいたい30℃~31℃ぐらいで、人間の体温よりかなり低め。
そうなると、人間の身体は体温を維持しようと身体はエネルギーをたくさん消費するようになるんです。

その結果、基礎代謝が高まり、いつもよりダイエットの効果がアップ!嬉しいことだらけです。
ベビースイミングはママさんたちも動くし、水中は陸上よりも少ない負担で運動できるので、産後のダイエットには最適!

基礎代謝やダイエットについてはこちらの記事でも詳しく解説してます。
blog.clogclog.com

気になったら、ぜひお近くのクラブへ!

ベビースイミングのコーチを担当し始めて3年目になろうとしていますが、水中での赤ちゃんたちがとっても可愛くて、ママたちもいつもニコニコ!
とっても楽しくレッスンをさせていただいてます。

それと同時に、ベビースイミング研修を受けたり、実際のレッスンを通して、改めてベビースイミングの良さを実感しています。
私も子どもが産まれたら、ベビースイミングは絶対やりたいなーと思うほど。

赤ちゃんにもママにもいいことだらけのベビースイミング。
気になった方はぜひぜひ、お近くのスポーツクラブへ!
まずはレッスンをいろいろと体験して、自分に合ったクラブ・コーチを探してみてくださいね!